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マルチファンクション ウッドステアリング換装(完結編)

<今までの流れ> ・日本に到着したEOSに発注したはずのマルチファンクションステアリング(MFSW)が装着されていなくてがっかりそのかわりにSONYのロータリーコマンダー&ALCON装着ウッドステアリング装着(kaishiさんがyahooで落札されたもの)ウッドステアリングの革部分の色がブラックではなくアンスラサイトであることに気付くマニアックスさんで3Cパサート用のマルチファンクションウッドステアリング(ブラック)を購入ステアリングリモコンエミュレータ PAC AUDIO製SWI-CAN/SWI-X取付装着したがステアリングスイッチ作動せずステアリングECU「1K0 953 549 AK(AQ代用品)」発注 マニアックスさんにスペシャルオーダーをかけていたステアリングECU「1K0 953 549 AK(AQ代用品)」が到着していましたので年末年始休暇初日の今日、朝7時台から張り切って取付開始です。私のEOSに装着されていた1K0 953 549 APではマルチファンクションボタンが機能しなかったので日本仕様EOSに装着されているAQを発注したかったのですが、AQは日本では調達できずAKが代用品に指定されています。ネット上ではAKもMFSW対応という情報があったので最悪返品覚悟で発注しました。価格は49,875円です(涙) ・まずはいつもの手順でステアリングを外します。

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・次にメーター下部のパネルを外し(引っ張るだけ)、コラム上部カバーを外し(引っ張るだけ)、最後にコラム下部カバーを外し(トルクスネジ3本)ます。

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・憎きMFSW非対応ステアリングECU 1K0 953 549 APのお目見えです。

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・ステアリングECUを外します。さて参考サイトVWvortex forumではなぜかステアリングECUの基盤のみを外して交換していますが、私はユニット毎全交換します。正面1ヶ所細いトルクスネジを外し、2ヶ所のラッチを写真のような細い棒などでアンロックして、丁寧に下に引っ張ると外れます。背面に黒と黄色のコネクタが接続されているのでロックを解除して引き抜きます。

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・外したAP版と新調したAK版を比べましたが外見上の差はありません。APのかわりにAKを元通りにステアリングコラム下部に装着します。

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・次にエアバック裏のハーネスを交換します。私のEOSはパドルもスイッチもない素のステアリングでしたから、スイッチの信号をステアリングECUに伝達するためのハーネスがないバージョン1K0 971 584です。これをハーネスつきの1K0 971 584 C(8,820円)に交換します。左が交換後、右が交換前です。

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・さあいよいよ仮装着です。ステアリングをセットして(ネジ止めはせず)、エアバッグのハーネスを接続した状態で外しておいたバッテリーのマイナス端子を接続しました。前回、ハーネス1K0 971 584 CとステアリングECU 1K0 953 549 APの組み合わせではホーンが鳴りませんでしたので、かなりドキドキしながらホーンボタンを押すと。。。元気よく鳴ってくれました。子供の産声を聞くのにも似た感動(大袈裟な表現)です。 ・これだけではステアリングスイッチが効くかどうかはまだわかりません。早速VAG-COMでSteering WheelのCodingを変更します。Codingの情報はRoss-Techのサイトにあります。日本仕様のEOSの場合、元々「3/4-Spoke Steering Wheel with Multifunction without Cruise Control」に設定されているのでMFSWを装着したとたんにボタンは作動しますが、ステアリングECU 1K0 953 549 AKのデフォルト設定は「3-Spoke Steering Wheel without Multifunction」になっているので変更します。Codingを変更して数秒後、ステアリング右側の4つのボタンの作動を確認しました(ヤッター!)。 私の車輌は下記の通りCoding設定しました。 0 0 = Normal 0 = Manual Transmission (日本仕様なら1=オートマ) 2 = 3/4-Spoke Steering Wheel with Multifunction without Cruise Control 0 = No Tiptronic (Shift Paddels) (日本仕様なら1=パドルあり) 4 = with Board Computer and with Cruise Control System 1 = Rear Wiper not installed 無事MFSWの作動を確認したので全てのカバーおよびステアリングを元通り装着します。なお、ステアリング固定ボルト(924円)はBentley リペアマニュアルによると使用は5回までとなっています。従って今回は新品に交換しました(もう10回以上ステアリングを付けたり外したりしているので)。

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さて以下の二つの作業はステアリング交換のみの場合は不要な作業ですが、ステアリングECUを交換した際には必須です。二つとも実施しないとステアリングアシスト機能が働かず、いわゆるハンドパワーステアリング状態となります。また下図のワーニングがメーターパネル内で消えません。

Sensor for Steering Angle(G85) Basic Setting (VAG-COMがないとできません) ・Steering Limit Stop Adaptation

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実は私の場合Sensor for Steering Angle(G85) のBasic Settingはすぐに終わったのですが、Steering Limit Stop Adaptationにちょっと手間取りました。何回やってもエラーが消えてくれないのです。結局10回くらい実施してやっと認識してくれて、ハンドルも軽くなりました(ホッ)。なお、VWvortex forumでは、「Select "44" for the control module ("Steering Assist"). Choose "10 Adaptation" and then read channel "1". For my car, the settings ranged from 0 (hardest steering) to 5 (highest assist)」とステアリングアシスト量の調整がVAG-COMでできるように書いてありますが、私の1K0 953 549 AKでは設定できませんでした。デフォルトの設定すら見えません。少し重くしたい感じなんですが。。。 次にステアリング上のスイッチをSWI-CAN/Xに学習させます。このサイトがEOSで使用する場合の取り扱い説明サイトです。まずはSWI-Xの「バージョンナンバー設定」をするのですが、これは「2」に設定します。その後ステアリング上のスイッチを学習させます。学習させたいスイッチを一気に学習させないと、学習させなかったスイッチの記憶が飛んでしまうという仕様です(笑)。なお私の場合、バージョンナンバーの設定をデフォルトの「1」のままで学習させていてしばらくはまっていました。必ずバージョンナンバーの設定を先にしましょう。赤丸がプログラム設定ボタン、赤四角がIRインプットです。

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私の場合、以前取り付けたロータリーコマンダーもそのまま残しますので、ロータリーコマンダー12種類、ステアリングスイッチ8種類の計20種類のリモコン操作ができるようになりました。割当は下図の通りです。

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なお、kaishiさんのブログでもありましたように右側4つのボタンはMFD操作スイッチとしても機能してしまいます。しかし私の場合はデジタルテレビ選局(ソースがデジタルテレビの時のみしか機能しない)とBluetooth携帯電話の着信・終話(電話が掛かってきたとき又は電話中のみしか機能しない)を割り当てることによって、MFDのみの操作もできるようにしました。 さて後はSWI-XのLED発光部を埋め込むだけです。埋め込む場所はサイドブレーキレバーとルーフ操作部の間に決定し作業開始です。左から作業順に写真を貼り付けています。なおSWI-XのLED発光部ケーブルは比較的短めなのですが、SWI-X/CANを灰皿下に置いた場合、今回のLED埋め込み位置でケーブル延長の必要はありません。またナビ側の信号受信は完璧です。

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朝7時台からスタートし、色々はまってメシも食わずに午後3時半に終わりました。 末筆ながらここに至るまでのあいだ色々とご教示頂いたkaishiさんと超特急でステアリングECUを納入頂いたマニアックスさんに御礼を申し上げます。 あとSinnaさん、今回は台風パーツは発生しませんでした(笑)