お正月用に買っておいたK&Nのハイフローエアフィルターを装着しました。EOS 2.0Tに適合する品番は「33-2888」です。

何やら
ホームページを見ると馬力がアップするようなことが書いてあります。まあこの種の純正交換タイプのエアクリーナーエレメントは今まで乗った車(いじくり対象車)には殆ど装着してきましたが、効果のほどは「わからない」か「おっ!と思ってすぐに忘れる」程度です(^^;) 以前乗っていた
VOLVO V70では、
BMC社のCDAというエアクリーナに換装していましたが、これ位やれば空気の吸い込み音が劇的に変わるので体感できます。今回は純正交換タイプなので中途半端ですが、実は目的は他にありまして、どうせエンジンカバーを開けるならエアクリでも交換しておこう的なノリです。
さて、EOS 2.0T のエアフィルタを交換するには、エアクリーナーボックスを内蔵しているエンジンカバーを外さなければなりません。
カバー左上のパイプを外します。金属製のロックを手で外して引っ張ればパイプが抜けます。次にエアフロセンサーのコ
ネクターを抜きます。そしてカバー右下の吸気側ダクトを外します。



あとはカバーを持ち上げるのですが、カバーは4ヶ所の比較的強力なファスナーで止まっています。ファスナーのなるべく近くを手でしっかり持って引き上げればバコッと外れます。写真赤丸が4つのファスナーです。まず手前2ヶ所を外したあとで奥の2ヶ所を外します。


エアクリーナーボックスがエンジンカバー裏に内蔵されていますので、8本のビスを緩めてボックスを外します。純正フィルターのお目見えです。無茶苦茶きれいです。たたけばホコリは出ますが全く交換時期ではありません。なお、エアクリボックスをエンジンカバー裏側から外すにはエアー吸入口のダクトを外さなければなりません。これが結構強力なスプリングクリップで留まっていまして、ペンチ等でクリップを広げながら外す必要があります。



あとは純正エアフィルターとK&Nハイフローエアフィルターを交換して元通りにすれば完成なのですが、ここからが本来の目的で、「ダイレクト
イグニッションコイルが自分で取り外せるかどうか」と「スパークプラグはどんなのがついているか」を確認します。
まずはダイレクト
イグニッションコイル(4気筒なので4個)に入っているコネクタをロックを外して引き抜きます。そしてダイレクト
イグニッションコイルを上に持ち上げるのですが、これは手では無理です。私は金槌の釘抜きを使ってテコの要領で抜きました。



あとはプラグレンチでプラグを抜きます。一応ダイレクト
イグニッションコイルの品番も記念写真。



さて私のEOS 2.0Tに装着されていたプラグは純正品番101 905 631B R1 の
BOSCH製でした。
BOSCH品番でF6KPP332Sです。見たところ恐らくは普通のプラチナプラグだと思われます。一方でBentley リペアマニュアルによるとV6にはNGKの IZKR7B というちょっと特殊な形状の
イリジウムプラグが使用されているようです。
なお、MY2007のEOS取扱説明書(日本仕様)には2.0TがIZKR7B、V6がF6KPP332Sというふうに
逆に記載されています。これは間違いですので気をつけましょう(笑)
一応
イグニッションコイルもプラグも自分で交換可能ということがわかったので、次は
NGKのイリジウムプラグ BKR6EIX-Pと
OKADA PROJECTSのプラズマダイレクトで遊んでみたいと思います。
さて肝心のエアクリーナー装着後の試乗ですが、街中を走っている分にはまずわかりませんね(笑)他に車がいないところで全力加速をしてみましたが、回転の噴けるスピードが多少早くなっている気はしますが自信はありません。ハッキリ体感できるアイテムではありませんでした(笑)