MODEL254mmTは助手席下に装着してましたが、R-407は同じスペースにはとても入りません。トランクルームに設置するしかないのですが、たまたま私のEOSは日本仕様と違ってスペアタイヤが装着されていない(パンク修理材のみ)ので、そのスペースに装着決定。S40と同じく発泡スチロールをカットしてスペースを作ります。
<用意したもの>
・オーディオテクニカ パワーケーブルキット(8ゲージ) TPK-861
・オーディオテクニカ RCAケーブル AT7324/3.0(3.0m)×2
・オーディオテクニカ L型ジョイントプラグ PG-L2(2個1組)×2
・オーディオテクニカ ピンプラグジョイントアダプター PG-F2(2個1組)×2
・オーディオテクニカ 14ゲージスピーカーケーブル AT7314
・オーディオテクニカ スピーカーケーブル中継ターミナル TDT-400
・モンスターケーブル NMC12 12ゲージスピーカーケーブル
・オーディオテクニカ エンドターミナル TL8-CE10
・オーディオテクニカ エンドターミナル TL16-CE20
・オーディオテクニカ エンドターミナル TL12-CE20
まずはR-407専用に電源を確保します。以前のバッ直ラインは40Aヒューズ付でR-407(本体のヒューズが50A)には役不足なので、8ゲージで60Aヒューズ付のものを追加で敷設しました。以前のラインはナビその他に電源を供給しているのと、今回空席になる助手席下スペースに将来プロセッサーなどの機器を追加する際に使用したいので、そのまま残します。引き込みルートも同じ。8ゲージは太くて頼りになりそうです。
ナビからのRCAケーブルとフロントスピーカーのケーブルをMODEL254mmTから外してトランクまで延長します。最初RCAはナビの根元から交換するつもりだったのですが、将来プロセッサーを助手席下に付けたくなったときに困るので、現在使用中のものをジョイントアダプターを使って助手席下で延長することにしました。スピーカーケーブルも中継ターミナルを使用して延長します。車体の右側をたくさんのケーブルがトランクに向かって走っています(これが後々問題に。。)。
トランクまで来たたくさんのケーブルをR-407に接続して完成。R-407の各種設定スイッチは本体右サイドに集中しているので、右側を少しあけて装着しています。また万一この場所に水が入ってもR-407に直接入らないように、2cmほど上げ底設置しています。
9時から始めて17時まで掛かりました。意外と大変でした(笑)
早速試聴開始。。。。エンジンを掛けてすぐにわかりました。ノイズが乗っている!!!!!左スピーカーからは「ジー」というノイズ。右スピーカーからは「ヒューン」というオルタネータノイズ。見事に乗ってしまいました。以前307CCでオルタネータノイズを消すために何度も何度もディーラーに車を預け、結局完全には消えなかった苦い経験が思い出されてイヤな感じ。。。もう暗くなって配線を見直すこともできずタイムアップ。
<二日目>
今日、朝から気を取り直してノイズ調査を開始しました。
まずはアースポイントの変更。キチンと車両鉄板の塗装を削って別の場所にアース線を接続しましたが全く効果なし。
次に新たに敷設した電源ラインを車両右側から車両中央に仮変更(車両左側では長さが足りない)。正直これで完全に直ると思っていたのですがノイズに全く変化なし。
最後に、電源ラインを車両右側に戻し、今度は車両右側を走っているRCAラインを車両中央に仮変更。。。これでウソのようにノイズが消えました。良かった。RCAラインは2系統(フロント・リア)が車両右側を走っていたのですが、2系統とも移動しないとノイズは消えませんでした(フロント・リアのどちらか1系統だけ移動してもノイズは消えません)。まずはRCAを疑え!ですね。
対策がわかったので本敷設。RCAラインを車両中央トンネルコンソール付近のカーペット下に通します。シートを外さなければカーペット下にケーブルを通すことはできません。ボルト4本とコネクター3個(パワーシート)を外して持ち上げるだけ。簡単です。シートレールでボディーを傷つけないように要注意。
車両右側から電源・フロント左右スピーカーケーブル・リア右側スピーカーケーブル・リモート信号線、車両左側からRCAライン・リア左側スピーカーケーブルがトランクに入ってアンプに接続。荷室の床板を置けばアンプも配線も完全に隠れます。
ノイズが乗ってしまってから数日間、ちょっと暗い気持ちでしたが、そんな気持ちもノイズとともに雲散霧消。まだR-407の音を聴き込むところまでいっていませんが、以前より明らかにパワフルに余裕を持って鳴っている感じがします。