時計マニアの心をくすぐる時計をリーズナブルな価格で供給するスイスブランド、MAURICE LACROIX(モーリス・
ラクロア)のMasterpicece Jour et Nuit(マ
スターピース・ジュール エ ニュイ)です。ジュール エ ニュイ(フランス語)は昼と夜の意。時計盤を24時間で1周する時針で時を表す古典的な表示様式ですが、現代でこの様式を使う時計は非常に珍しいものです。銀座
松坂屋の時計サロンで現物確認後、ネット最安値で発注しました(笑)もちろん既に手放し済みです。
MAURICE LACROIX Masterpicece Jour et Nuit
Ref. MP6218-SS001-190
SSケース
ケース径 43mm
ケース厚 9.5mm
ML07(ベースキャリバー:ユニタス懐中時計用Cal.6498-1)
手巻46時間パワー
リザーブ
ジュール エ ニュイ表示&分針
6時の位置にスモールセコンド
3気圧防水
クロコ革ストラップ
SS美錠



この時計の最大の特長は、当然ながらジュール エ ニュイ表示形式です。一般の時計の半分の速度(24時間)で一週する時針には、昼を表す太陽と夜を表す月があしらわれています。盤の上半分には6時~6時の12時間分のインデックスが用意され、このインデックス上を太陽が動く間が「昼」、月が動く間が
「夜」となります。分針と秒針は一般の時計と同じスピードで回転しています。もう一つの特長が、懐中時計用のクラシックな手巻キャリパー(ムーブメント)を使用していることです。シースルーバックから眺めるキャリパーは非常に美しく見飽きることがありません。懐中時計用なのでキャリパーそのものの外径が大きいため、この時計も43mmと大変大柄な時計になっています。
家族からは「一体何時なのかわからない」とか「変な時計」とか大変不評でしたが、確かに一目見て何時なのか判りにくいものの、マニアとしては古い懐中時計用キャリパーの特殊性も含めて所有満足の得られる一品でした。手巻きなので装着するたびに時刻あわせをしなければならないのもご愛敬です。これも
ヤフオクで売却済み。