複数の自動巻時計を使い分ける場合、ワインディングマシーンは必需品です。使うたびに切れたゼンマイを巻き直したり時刻合わせをするのは面倒だし、デイト表示機能のある時計なら延々と竜頭を回して止まった日から今日まで追いつかなければなりません(竜頭の日付変更機能は時間帯によっては機械を壊す恐れがあるので、私はひたすら針を進めて日付を変更します)。また機械は使わないと油が切れて止まってしまいます。
ということで、恐らく2000年くらいから使い続けているのが、
マリーンコーポレーションのインテリアBOXタイプワインディングマシーンです。4本の自動巻時計を、止めずに動作させながら保管することができます。また引き出しにもクオーツ式の時計や、ベルトなどの小物を保管することができます。


実に色んなワインディングマシーンを使いましたが、外装が如何に立派でキレイでも外国製はモーターが止まってしまうものが多く、さんざん散財したあげくに、このマリーン製品(国産)に出会いました。2000年から約9年の間、一度も故障したことがありません。
巻き上げる仕組みは下の写真を見て頂ければ、言葉で書くよりわかりやすいと思います。正転60秒・停止70秒のパターンを3回繰返した後に、逆転60秒・停止70秒のパターンを3回繰返しますので、片方巻き、両方巻き何れのタイプの時計にも対応します。

コレクションケースとしても結構いけますよ。