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時計の文字盤(ダイヤル)

  今回は、一度も手にしたことがない時計ばかりです。要は「そそられる時計」。時計好きをそそる様々な文字盤の一部を紹介します。 ギョーシェ彫り(ギョッシェ彫り) これは最もポピュラーな文字盤装飾技法で、ブレゲが考案したと言われています。文字盤に規則正しく彫り物が施されており、特に斜めから見た時に非常に綺麗です。現在は機械彫りが主流ですが、一部の高級時計では未だに手彫りされているものもあります。 クロノスイス/デルフィス chronoswissdelphis02.jpg ダービー&シャルデンブラン/アエロディーン・グランクロノ DUBEY&SCHALDENBRANDAerodynGranChrono.jpg マザーオブパール(真珠母貝) 独特の光沢を持つ貝殻の内側を使用した文字盤です。 クロノスイス/デルフィス chronoswissdelphis01.jpg ジェラルド・ジェンタ/バイレトロ biretro.jpg エナメルエマイユ琺瑯 文字盤の表面にガラス質の釉薬を塗り、焼き付ける手法です。ブレゲ・クラシック/エナメル文字盤が私の中での最高峰。ブレゲはこのモデル以外の時計を作る必要がないのではと思うくらい、ブレゲの中で最高に惚れている時計です。信じられないくらい綺麗なエナメル文字盤に、何と手書きでアラビア数字インデックスが書かれています。秒ダイヤルが6時位置から5時方向に少しずれているのも時計好きにはたまりません。完璧な時計です。この時計は絶対に手に入れなければなりません。下は銀座の時計店シェルマンがオリジナルで製作したエナメル文字盤の意欲作です。 ブレゲ/クラシック breguetClassicenameldial.jpg シェルマン/エマイユ shellmanenamel.jpg クロワゾネ(有線七宝) 最後が文字盤の最高峰、クロワゾネです。文字盤の上に金線や銀線で絵の枠を作り、その中に釉薬を流し込んで焼き付けます。その工程を何回も何回も繰り返すことにより、独特の色合い・ツヤを持ったクロワゾネ文字盤が生まれます。完全手作業でないと実現できないため、クロワゾネ文字盤を採用した時計は大変高価です。生産量が限られるため、ほぼ100%限定個数生産となります。2枚と完全に同じ文字盤は存在しません。時計好きには究極の憧れです。ユリスナルダン、バルカンなどが有名。 ユリス・ナルダン/サンマルコ ulyssenardin.jpg ブランパン/ウルトラスリム・クロワゾネ plancpain.jpg さて最後に、今最も欲しい時計の紹介です。 シェルマン ワールドタイム・ミニッツリピーター ノスタルジック・クロワゾネ shellmanworldtime01.jpgshellmanworldtime02.jpgshellmanworldtime03.jpg 本当にシェルマンさんの情熱には頭が下がります。超高額&希少で、なかなか手に入らないクロワゾネダイヤルを自分で作ってしまいました。商品紹介はこちらをご覧下さい。クオーツ式とはいえ、サイドスライド式ミニッツリピーターとワールドタイム機能を装備し、極めつけにクロワゾネで描いたブラウンの世界地図がダイヤルに使われています。日本の経度が中心の世界地図は、この時計が日本製品であることを主張しています。カミーユ・フォルネ製アリゲータストラップ(竹斑)の装備も当を得ています。初代ワールドタイム・ミニッツリピーターは、クロワゾネの色がブルーとグリーンで、要は宇宙から見た地球の色をイメージしていました。海外からも高い評価を受け、スイス/ラ・ショードフォンにある「国際時計博物館」に永久展示されているほどです。「最終モデル」とされる今回の作は、絵付け工程を1工程増やして、古地図の様な渋いブラウン色を表現。地球色よりも遙かに私好みでくらくらします。200本で販売終了です。一つだけ気になるのが「非防水」であること。これは、ミニッツリピーターの音を出す穴が裏蓋にあいているからだと思いますが、雨の日、汗をかく夏にははめることができないかも知れません。でもそんなネガなどどうでも良いと思えるくらい、クロワゾネがこの価格で手にはいるのは魅力的で抗しがたいです。 通販やオークションではなく、店頭でお店の方としっかり時計談義をしてから、できれば複数の在庫の中から最も気に入った1個を買いたい時計です。