西伊豆~下田に家族小旅行をしてきました。久々に、我が家の家族移動車グランセニックの登場です。久しぶりにグランセニックで高速道路を移動しましたが、2000ccのNA(CLIOのエンジンと同じ出自です)で5名乗車、荷物満載なのにとてもよく走ります。タイヤの存在を忘れるような極上の乗り心地で、ステアリングに軽く手を触れておくだけで矢のように直進してくれるので、運転していてすごく楽。ちょいとそこそこのスピードを出しても何も変化が起こらず、緊張を強いられることがありません。本当に良い車です。

東名を沼津で降りて一路大瀬崎へ。ここは、海のすぐそばに淡水の大きな池「神池」があるので有名です。またダイビングスポットとしても人気ですね。

そのまま海沿いの快適なワインディングを戸田へ。大瀬崎から土肥までの
区間は、絶対にCLIOでリベンジすべき最高のくねくね道です。
深海魚料理の「
魚重食堂」へ。傷みの早い深海魚を食せるのは地元ならではですね。まず普通の魚は置いていません。


(左)深海魚の刺身とミニ深海丼 (右)深海魚刺身定食 げほう・めぎす・のどぐろ・赤むつ・ぎんざめ・太刀魚などが盛りつけられています。


更に
西伊豆を南下。
堂ヶ島は遊覧船が出ていなかったのでパスし、「千貫門」へ。素晴らしい絶景なのですが、入り口がとてもわかりにくく、公共駐車場も近くにないので、とても穴場です。
雲見温泉バス停から徒歩15分程度で到着しますが、山を一つ越えるので足腰にきます。


で、ちょうどこの千貫門にいるときに、あの忌まわしい巨大
地震が起こったようです。というのも、海岸は大きな石がゴロゴロしていて足下が悪く、しかも強風でフラフラしながら歩いていたので、誰一人として
地震に気が付く者はいませんでした。
とても悠長にクルマまで戻り、エンジンを掛けてビックリ。
iPodを演奏しながらナビ画面にしていたはずなのに、画面には緊急
地震情報が。なんと、我々がいる伊豆の海岸にも15分後に
津波第一波が来る予測。慌ててクルマを出して高台まで登りました。地デジ様様です。
それから、色んな場所に電話を掛けるも、ほぼ繋がらず。テレビで大変な状況になっていることはわかったのですが、今日東京に帰るのはかえって危険と判断し、そのまま下田の宿「
こむらさき」に向かいました。5室しかない小さくてとても静かなお宿です。海からは少し離れているので安全と判断しましたが、今になっては少し賭だったかなと反省しています。
庭に面する部屋付き露天風呂はとても気持ちよく、また特にお料理のお味は特筆に値するものでした。


金目鯛のしゃぶしゃぶ

鮑の踊り焼き/伊勢海老の鬼殻焼き


そしてこの下田の酒「黎明」が最高

翌日は朝食後すぐに戻って会社へ出社。ちょっと落ち着かない旅になりましたが、お宿の細やかな心遣いとお料理、お風呂を堪能することができました。