GORDINIからパクリの2本ラインは、やはりステアリングの2本ラインで完結します。
普段使いのNARDIステアリングに、2本ラインを追加してもらいました。
いつもお世話になっている
ルノーディーラーさん経由で
宮内産業さんに出してもらってたった1週間。
仕事が速いですね~!!「もうできたんですか?」って聞いちゃいました。
元々のNARDIのイメージを極力崩さずに2本ストライプを入れるため、できれば既存の革を使用しての部分加工を希望したのですが、それは不可とのことで全周巻き直しとなってしまいました。
左:巻き直し後 右:巻き直し前


元のNARDIでディンプル革部分は同じくディンプル革で、普通の革部分はハ
イクラスというスムース革で巻き直し。表面のツヤの違いやディンプル型押しのピッチの違いで、やはり元のNARDIの通りとは行きません。最も大きな違いはステッチ。NARDIは貼付方式なのでステッチがありませんが、宮内産業の場合はどうしてもステッチができてしまいます。このステッチに比較的太い糸が使用されているので、どうしてもゴツゴツ(デコボコ)感と「巻いちゃった感」が出てしまいます。良く言えばスポー
ティーとか手作り感とも言えるのですが、見た目の質感としてはちょっと残念でした。革の厚みでグリップが少し太くなりましたが、これはむしろ歓迎で、普段使いにちょうど良い太さです。

2本ラインは室内側をこれ以上派手にしたくないのと、ガンメタ(ボンネット)とホワイト(ルーフ)のストライプとマッチするようにグレーを選択。何種類かのグレーの中から見本を見て選びました。名前をハッキリと思い出せないのですが、
チタニウムグレー的なネーミングだったと思います。ストライプの位置とサイズはJavel!さんにわざわざ計測して頂きましたm(_ _)m 本物は外周部で15mm - 15mm(中央の間隔) - 15mm ですが、NARDIは少し小径なので、12mm - 15mm(中央の間隔) - 12mm で施工。

念願の外から見た画像。なかなか光の反射で写真に撮るのが難しかったので、レンズの前にTALEXのTRUEVIEWをあてて撮影しました。
外から見たイメージはまったく想像の通りで大満足。白っぽくも見えるし灰色にも見えるので、ガンメタに対してもホワイトに対しても違和感はありません。

ほんと、元々何仕様だったのかぜんぜんわからないクルマになりました。