オリジナルの状態を維持しているように見えるサンクのシート。表面に破れなどはまったくありません。

しかし37年の歳月でウレタンクッションが収縮し、沈み込みが大きく底付き感があります。
そこで用意したのは、
アイリスオーヤマの
疲労軽減マット HKM-9145。自動車部品にもよく使われているNBR(
ニトリルゴム)の発泡ゴムクッションシートです。

NBRはウレタンクッションに比べてちぎれにくく、適度な弾力と硬さがあり、ゴムの臭いがしません。

さて、サンクのフロントシートは後席へのアクセスのためこのようにチルトアップできます。

シートを外さず裏面に簡単にアクセス可能(^^)

スプリングと既存ウレタンの間に、ジャストサイズに切った発泡ゴムクッションを挿入します。

まず1枚(1センチ厚)で試してみて、結果的に2枚(2センチ厚)挿入することにしました。
挿入前のオリジナル状態

挿入後の状態(運転席のみ施工済み)
背もたれとの境目付近が一番わかりやすいですが、見た目にもシートに張りが出て、座っても底付き感のないフレッシュな掛け心地になりました(^^)

運転席と助手席の両方に施工。結構手間のかかる作業です。

座り心地のリフレッシュ、低コストでとても有益なモディファイです。
今回は古いセドリックを大切に乗られている方のサイトを参考にさせていただきましたm(_ _)m