CloudReadyを内蔵SSDにインストールして遊んだあとすっかり元通りにwindows10に戻ったノートパソコンですが、普段はむしろChrome OSを使いたいので、CloudReadyを格納するUSBメモリを物色。何個か買ってみましたが、USB3.1、USB3.0などの規格に関係なく、激遅なUSBメモリが数多く存在することがわかり、規格に合致していれば良いというものではないことがわかりました(USBの性能表示はほぼシーケンシャルリードしか載っていない)。
USBブートしたCloudReadyがサクサク動くかどうかは、写真の赤で囲ったランダムライトの性能が大きく関わっています。。。そしてPCIe接続の内蔵SSDはやはりとんでもない速さです。
いうことで、超本命USBメモリがやってきました。
SamsungのFIT Plus MUF-128AB/ECです。このシリーズには32/64/128/256GBの種類があります。CloudReadyをインストールするには32GBで十分なのですが、128/256GBの方が高性能なようなので128GBを選択しました。
速度を計測したところ、CloudReadyがそこそこサクサク動いていたUSBと比べても、まるで比較にならないランダムライト速度です。おそらくこのUSBより速いものを見つけるのは不可能かも、と思わせるくらいの結果です。
しかもパソコンに挿しっぱなしにしても気にならない超小型で色味も合っています。
CloudReadyのインストールも、これまで使ったどのUSBメモリとも比較にならない速さで終了。実際の使用もサクサクです。これならUSBメモリベースでのOS運用に支障ありません。相変わらず、このバージョン(80.3.17 Home Build stable-channel 64-bit)ではバッテリー残量が見られませんが(^^;)
もちろん内蔵PCIe-SSDにインストールするのが一番速いのですが、CloudReadyがデュアルブートに対応していないので、現時点ではこれが最良の運用だと思います。しかしこのPCだとWindows10もサクサクなのでCloudReadyを使う意味があるのかどうか微妙です(笑) ※ディスク速度計測はPC-GN1863YAF(Corei7-8565U/16GB/PCIe512GB SSD)で行っています。