1932年のElmarと2020年のSummicronとα7Cを携えて近所の古刹へ。両者を比較してやろうと息巻いていましたが、構図は違うは、ピント位置は違うは、自分のいい加減さを改めて知りました。
それでもある程度の結果は得られ(両方ともf/3.5で撮影)
①PC画面で見る限り全体の印象はとても似ている
②発色はコーティングレンズのSummicronの方が鮮やか
③意地悪く拡大するとElmarはのっぺり、Summicronの方が明らかに解像していて立体感に繋がっている
と、88年の歳の差を考えると至極当たり前の結果に。
ただ私にはパッと見てどちらがどちらと答えられる自信はなく、どちらが良い悪いと言うこともできません。むしろ88年前のレンズに畏敬の念を抱きました。(すべてRAW撮影、LightroomでAdobeカラープロファイルを当てただけの無加工状態)
さて、最初はレンズ比較で来たものの、この街に住んで初めて来たお寺にいらっしゃるたくさんのご先祖様に魅了され、夢中でシャッターを切りました。(すべてElmar 5cm 1932)