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1931年製 Leica Hektor 7.3cm f1.9(ニッケル)

雨模様で今日は巣籠もりかと思っていたら予定より早く良いオモチャが到着

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ライカ初の大口径レンズ、Hektor 1:1.9/7.3cm

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私史上最も古い1931年製で、初期のニッケルメッキです。

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このレンズは独特のソフトな写りで近年非常に人気高騰、例によってマップカメラではビックリ価格になってしまいました。私は香港の個人コレクターがeBayに出品しているものを5万円値切って(笑)、マップカメラの半額未満で手に入れることができました。

逆さ収納可の真鍮フード、前後真鍮キャップを完備、マップカメラの良品~美品レベル

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同時代のソフトな写りのレンズでは、以前、Thambar 1:2.2/9cmをレンジファインダーで使って、御しきれずに撃沈しましたが、Thambarは完全なソフトフォーカスレンズ、Hektorは開放でソフトな写りの普通のレンズですから、ミラーレスなら何とかなると思い、ゲット

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ライカとしては重い508g(フード、L-Mアダプタ込み)ですが、α7C・LM-EA7との組み合わせでは前にお辞儀することなくテーブルに置くことができます。

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このレンズで一番の確認ポイントはレンズの傷やクモリですが、この時代特有の気泡は見られるものの、クモリ等なくスカッと抜けています。製造本数7225本。

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例によって写りのチェック。最短指標は5フィート(約1.52m)ですが、ヘリコイドはそこから更に繰り出すことができます。

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熊の鼻の頭にピントを合わせて計測したところ、最短撮影距離は1.2mでした。

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そこからLM-EA7マウントアダプターのヘリコイドを最大に繰り出すと、更に0.7mまで寄ることができました。この1.2mと0.7mの差は構図の自由度に大きく影響します。

開放f1.9で0.7mから撮影した熊、フワッフワ

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そこからf4.5、f9と絞ってみましたが、マクロ撮影していることもあって急激に被写界深度が深くなるわけではなく、フワフワを維持。背景は古いレンズにもかかわらずうるさい感じのボケになりません。

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とても気に入りました。ライカはThambarとSummaron28mmを復刻させていますが、このレンズは復刻の有力候補になるのではないかと思います。