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LEICA M10 MONOCHROM

LEICA M10 MONOCHROMがやってきました。

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隣に並んでるM10-Rとは細かい意匠は異なりますが基本的に同じカメラです。

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何が違うのか。その名の通りM10 MONOCHROMは白黒写真専用機です。

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M10 MONOCHROMは「白黒しか撮れないカメラ」と表現されることが多いのですが、逆に隣のM10-Rはカラーしか撮れません。撮像素子から吐き出されるデータはM10-Rはカラーのみ、M10 MONOCHROMは白黒のみです。従って、この2台のカメラはまったく機能が重なりません。
M10-Rは白黒写真も撮影できます。しかしそれは、カメラ内部でカラーRAWを白黒JPGに変換したものです。あるいはカラーRAWをLightroom等の編集ソフトであとから白黒化することもできますが、それはカメラ内部の変換作業を外部で行うに過ぎません。
M10-RとM10 MONOCHROMはまったく同じ約4100万画素のCMOSセンサーを搭載し、まったく同じボディ設計が採用されています。唯一の違いは、M10-RがRGBカラーフィルターを搭載し「カラーRAWしか撮影できないカメラ」であるのに対し、M10 MONOCHROMはカラーフィルターを搭載せず「白黒RAWを撮影できるカメラ」であることです。
このことに気がついたとき「白黒RAWを撮影できるカメラ」がいかに貴重かを知り、LEICAだけがなぜそれを製造するのかも腑に落ちました。また、4100万画素というちょうど良い解像度の両者を持つことにより、上がれるように思ったのです(もちろん自信はありませんが、笑)。
とはいえ以前の私は白黒写真に対して「白黒にすると何でも格好良くなってしまう」と感じ、あまり興味がありませんでした。白黒JPGで撮った写真もほとんどありません。しかしこの考えが徐々に変わってきました。
カラー情報を排して白黒で撮影することにより、「私が撮りたいもの」が写真の中でより浮き彫りになり、撮ったものの背景(物理的な背景ではない)や心象風景、またもっと言えば、撮影する私自身の心象風景までが投写されてしまうのが白黒写真ではないかと考えるようになりました。
この考えの変化は「撮りたいもの」ができたことに因ります。正直、今までは撮りたいものなど特にありませんでした。ただ色んなレンズと色んなカメラで「どのように撮れるか」を遊んでいただけです(それもとても楽しい)。
これからも旅行やスナップに出掛けるときにはカラー専用機のM10-Rを持ち出すと思います。しかし「撮りたいもの」を撮るときには、このM10 MONOCHROMを使おうと考えています。
何を撮りたくなったかは、まだ恥ずかしいので書きませんが、そのうち徐々にお目汚しさせていただく予定です。